お気楽インプラント談義

歯根膜の話

敢えて挙げる天然歯との相違点

歯根膜のお話。

現在のオッセオインテグレーションインプラントはかなり満足のいく成果を残しています。ただ、歯根部がダイレクトに骨と結合ししていることを疑問視する声があるのも事実です。その背景にあるのが、天然歯とオッセオインテグレーションインプラントの構造上の違いです。もちろん構造が異なるのは当然のことなので、その違いが本当に問題視すべきことなのか見極める必要があります。一概に欠点と決めつけるのはどうかといったところ。

それでも相違点を押さえておくのは大切です。

天然歯とオッセオインテグレーションインプラントによる義歯の構造上の違いは挙げようによってはもっとあるのでしょうが、大雑把に言えば歯髄と歯根膜がインプラント義歯には存在しないという点でしょう。

歯髄とは天然歯内部の空洞を満たしているもので、血管や神経が通っている場所。

歯根膜とは天然歯の歯根を覆う繊維組織で、天然歯はこの歯根膜により歯槽骨と隔てられており、インプラント義歯のようにダイレクトに歯槽骨と結合しているわけではありません。